Pediatric Surgery小児外科

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Introduction of
pediatric surgery
小児外科の紹介

埼玉医科大学総合医療センター小児外科のホームページをご覧いただきましてありがとうございます。当科には現在、小児外科の指導医2名と専門医1名が常勤しており、日本小児外科学会の教育認定施設として、年間に約30~40例の新生児手術を含め、計200例以上の小児外科手術を施行しております。

当院には世界でも有数のNICU(新生児集中治療室)があり、新生児の術後管理はここで行われています。新生児手術についても別のページで詳しく紹介していますのでご覧ください。さらに、当院ではPICU(小児集中治療室)の開設によって、乳幼児や年長児の大きな手術後にも高度な集中管理ができるようになりました。

手術は、教室全体のモットーである「正確・丁寧」を常に心がけています。特に小児では、創が目立たなくきれいに治るように皮膚縫合も気を付けています。治療方針については毎週カンファレンスを行い、その児にとって「今本当に手術が必要か」「どんな手術が最適か」を、皆で綿密に話し合って決めています。

当科は、指導を担当しているスタッフ全員の出身大学が異なるという特徴があり、学閥を作らず自由に意見が言える雰囲気を大切にしています。カンファレンスで決まった治療方針は保護者の方へ分かりやすく説明し、十分納得していただいた上で手術を施行しております。

当科では創の小さい低侵襲治療として、内視鏡手術や臍部開腹手術も導入しております。詳しくは別のページで紹介していますのでご覧ください。このような充実した環境のなかで、教室員一丸となって、若手小児外科医を育成し、日本の小児外科のニーズに応えて参りたいと考えています。

(主な対象疾患)
鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、陰嚢水腫、停留精巣、移動性精巣(遊走精巣)、急性虫垂炎、肛門周囲膿瘍、乳児痔瘻、先天性肺嚢胞症、胆道閉鎖症、胆道拡張症、横隔膜ヘルニア、食道裂孔ヘルニア、胃食道逆流症、食道閉鎖症、小腸閉鎖症、鎖肛、消化管重複症、ヒルシュスプルング病、尿膜管遺残症、卵巣嚢腫、小児腫瘍、漏斗胸など

Specialized technology支援技術

小児外科

低侵襲手術

Minimally invasive surgery

低侵襲手術

我々は以前から、肥厚性幽門狭窄症、メッケル憩室、卵巣嚢腫、胃軸捻症、尿膜管遺残症などの手術で、お臍だけの皮膚切開による「低侵襲手術」を施行しています。この手術では、対象臓器がお臍から離れている場合には、手術操作が非常に難しいという課題がありました。当科は、お臍の創部周囲の皮下組織を剥離して、創部を対象臓器の直上まで移動するという「sliding-window法」を開発して、この問題を解決しました。

小児外科

小児の内視鏡手術

Pediatric endoscopic surgery

小児の内視鏡手術

当科では、安全で身体への負担の小さい「内視鏡手術」を心がけております。現在、内視鏡手術(腹腔鏡手術・胸腔鏡手術)は低侵襲手術として広く行われており、小児においても様々な手術で内視鏡手術が導入されています。内視鏡手術は傷が小さいため、痛みが少なく術後の回復が早いこと、整容性に優れていること、術後の腸閉塞が少ないことなどのメリットがあります。

小児外科

総合周産期母子医療センター新生児集中治療室

Neonatal surgery

総合周産期母子医療センター新生児集中治療室

我々は新生児科、産科、小児科と密に連携し、出生前から外科治療完了後も含め長期にお子さんにかかわることで、お子さんが幸せな日常生活を手に入れるまで医療機関としてお子さんとそのご家族に関われる診療体制をとっています。出生前診断された先天性外科疾患のお子さんに対しては、新生児科、産科と事前に症例検討を行い、出産時期、出産方法、出生後の緊急対応方法についてお母さんとお子さんにとって最善な治療を選択しています。

小児外科

医療的ケア児の外科治療

Surgical treatment for children with severe motor and intellectual disabilities

医療的ケア児の外科治療

当院では、小児科の先生方を中心に「医療的ケア児」に対する医療の提供を行なっております。「医療的ケア児」とは、医学の進歩を背景としてNICU等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃瘻等を使用し、たんの吸引等の医療的ケアが日常的に必要な子どもたちのことです。現在、全国の医療的ケア児(在宅)はおよそ2万人いると推計されています。

Treatment results治療実績

小児外科グループ

2020年 小児外科疾患別手術症例数

(1)新生児
鎖肛 6例
特発性腸穿孔 5例
胎便関連性イレウス 4例
食道閉鎖症 3例
腹壁破裂 3例
十二指腸閉鎖症 2例
横隔膜ヘルニア 2例
壊死性腸炎 2例
ヒルシュスプルング病 1例
ヒルシュスプルング類縁疾患 1例
胆道閉鎖症 1例
小腸閉鎖症 1例
腸回転異常症 1例
腸間膜裂孔ヘルニア 1例
腹部・骨盤リンパ管腫 1例
仙尾部奇形腫 1例
新生児肝炎 1例
36例
(2)幼児~年長児
鼠径ヘルニア (直視下) 28例
同上 (腹腔鏡下) 22例
停留精巣 24例
臍ヘルニア 14例
陰嚢水腫 8例
急性虫垂炎(腹腔鏡下) 11例
胃食道逆流症(腹腔鏡下) 6例
同上(開腹) 4例
摂食障がい(胃瘻造設) 9例
イレウス 6例
鎖肛 5例
ヒルシュスプルング病 4例
小腸捻転症 3例
尿膜管遺残症 2例
痔瘻 2例
胆道閉鎖症 1例
先天性胆道拡張症 1例
胆管減少症 1例
先天性肺嚢胞症 1例
ヒルシュスプルング類縁疾患 1例
壊死性腸炎 1例
消化管穿孔 1例
肥厚性幽門狭窄症 1例
腸重積症 1例
直腸ポリープ 1例
脾血管腫 1例
漏斗胸 1例
白線ヘルニア 1例
会陰部脂肪腫 1例
乳腺腫瘤 1例
頸部腫瘤 1例
164例

Staff診療スタッフ

小児外科グループ

教授診療副部長 外来医長

小高 明雄Odaka Akio

資格

  • 日本外科学会指導医・専門医
    日本小児外科学会 指導医・専門医
    日本消化器病学会 専門医
    日本消化器内視鏡学会 専門医
    日本超音波医学会 専門医

専門分野

  • 小児外科
    新生児外科
    低侵襲手術

経歴

  • 1986年 東北大学 卒
    埼玉医科大学総合医療センター 臨床研修医
    東京都立八王子小児病院 外科

教授研修医長 研究主任

井上 成一朗Inoue Seichiro

資格

  • 日本外科学会 指導医・専門医
    日本小児外科学会 指導医・専門医
    日本周産期・新生児医学会 認定外科医
    日本移植学会 移植認定医
    小児慢性特定疾病指定医

専門分野

  • 小児外科
    新生児外科
    外科免疫

経歴

  • 1995年 筑波大学 卒
    2005年 筑波大学大学院人間総合科学研究科修了 博士(医学)
    筑波大学附属病院 外科研修医
    筑波大学附属病院 小児外科
    竹田綜合病院 外科
    Regensburg大学(独) 外科実験外科部門

助教

牟田 裕紀Muta Yuki

資格

  • 日本外科学会 専門医
    日本小児外科学会 専門医
    日本周産期・新生児医学会 認定外科医
    日本小児泌尿器科学会 専門医
    認定ICD(Infection Control Doctor)

専門分野

  • 小児外科
    新生児外科
    小児泌尿器科

経歴

  • 2009年 川崎医科大学 卒
    川崎医科大学附属病院 初期研修医
    川崎医科大学附属病院 小児外科
    埼玉医科大学かわごえクリニック 小児外科(兼担)

助教(フェロー)

川口 皓平Kawaguchi Kohei

資格

  • 日本外科学会 専門医
    日本医師会 認定産業医

専門分野

  • 小児外科

経歴

  • 2014年 埼玉医科大学 卒
    2020年 聖マリアンナ医科大学大学院医学研究科修了 博士(医学)
    聖マリアンナ医科大学 小児外科
    東京都立小児医療センター 外科

助教

竹内 優太Takeuchi Yuta

資格

  • 日本外科学会 専門医

専門分野

  • 小児外科
    新生児外科

経歴

  • 2017年 埼玉医科大学 卒
    2023年 埼玉医科大学大学院医学研究科修了 博士(医学)
    埼玉医科大学総合医療センター 初期研修医
    埼玉医科大学総合医療センター 外科専攻医
    都立大塚病院 外科

Outpatient doctor table外来担当医表

月曜日Mondy 火曜日Tuesday 水曜日Wednesday 木曜日Thursday 金曜日Friday 土曜日Saturday
午前
初診・再診 井上 成一朗Inoue Seiichiro 交替制(第2,3,4週)
池田 理恵Ikeda Rie(第1週)
初診のみ 小高 明雄Odaka Akio
午後
再診 小高 明雄Odaka Akio 牟田 裕紀Muta Yuki 牟田 裕紀Muta Yuki 竹内 優太Takeuchi Yuta 交代制
専門外来 小児胃瘻外来
  • ※都合により担当医は変更になることがございますのでご了承ください
  • ※救急の場合には、外科外来へご連絡ください。 (連絡先) 049-228-3618 (受付時間) 9:30-16:30

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